☆ 教育福祉委員会 6月24日

09,6,24教育福祉委員会質疑要約メモ  くらた
【保健福祉局】
■ 報告事項 市立看護短期大学の4年制化の取組に関する確認事項について

陳情34号:市立看護短期大学の4年制化に対する透明性等の確保
(京都市の報告事項と陳情が市立看護短期大学に関係するので一括して質疑しています)

市民無視の市立看護短期大学廃止はやめよ

くらた 確認事項の表題が、京都市立看護短期大学の4年制化の取り組みとなっているが、市立看護短大を4年制化するものではない。市立看護短大を廃止することと、佛教大学に看護学科を新設するという二つの中身をすすめるための確認事項だ。
 看護連盟からは、「京都市が、佛教大学の看護学科新設で、市立看護短期大学を廃止することとした経過が透明でない」と陳情、学生からは、「アンケート調査の結果で『低学費で学べることが大学選択の理由』とした学生の立場を無視する大学廃止は納得できない。」の声。看護協会からは、「看護教育に果たしてきた市立看護短期大学の役割は重要。京都市立大学として4年制化するのが京都市の責務」との要望書も出ている。さらに医療従事者団体や市民は、「全国的な看護師不足の中で、京都市が市立看護短期大学を廃止することは納得できない。市立看護短期大学を存続し、4年制化すべき」と求めている。この声を無視してはならない。
→保健衛生推進室部長 廃止の手続きは必ず行うもの。民設民営方式の課題は、学費と京都市の移行をどのように反映させるか、奨学金制度を創設していく。開設後も協議機関を設置し京都市の役割を果たしていく。学生にも説明会をもった。節目で今後も説明し理解を得ていく。最終的には市民の代表である議会で可決され正式なものになる。


くらた 民設民営などというが、民間ということ。あれこれ説明されたが、市民との合意は図れていない。パブリックコメントをとるべき。看護師需給について、第6次の需給見通しで京都府は2010年度までに30700人を目標としているが、医労連は、調査の結果、医療事故のない安全な医療を確保するには45900人が必要としている。
 絶対数が不足している。さらに7対1看護体制のもとで看護師不足に拍車がかかり、取り消しをしている医療施設もあるのが実態。こんな状況のもとで、看護師を養成する市立看護短期大学を閉じるなどということは納得できない。

→保健衛生推進室部長 京都市の考え方はホームページで示し、ご意見をいただき、まとまった段階で報告する。いわば期限のないパブリックコメント。看護師需給には、復職、離職防止の総合的な対策をしていく。私学との競合を避けることが重要。光華大学も80人定員を発表している。看護協会にも説明しており理解してもらえると思っている。
 
くらた 看護師を養成する大学を廃止して、既卒対策だけやっても確保はできない。看護教育をいかに考えているのか。市立看護短期大学の施設視察をしたが、ひどい状況だ。昭和40年、47年建築の校舎、雨漏りのする体育館、吹き付けアスベストの封じ込めで板の張られた階段部分の天井、配管はボロボロで「触るのもこわい」と業者の弁。床下の配管から温水が漏れて「床暖房」状態、空調機の故障で修理費に600万円かかるなど建物の老朽化は限界を超えている。図書室にはインターネットの接続もされていない。早急に雨漏りなどの改修をせよ。
→保健衛生推進室部長 施設本体が老朽化している。抜本的な対策が必要。4年制化を視野にいれ検討してきたが、結論は民間との競合。緊急工事は毎年、予算の範囲内でやっている。

くらた 立ち枯れ作戦のようなやり方で、公的責任を放棄することは許されない。市立看護短期大学の教育の質の高さを誇ると言いながら、改修費用を惜しんで民間にお願いするということだ。学生の安全を守るため、具体的な箇所も示して指摘した。すぐにとりくむべき。平成11年、12年にコンサルティング会社から市立看護短期大学についてのアンケート調査が2回行われている。成果物を資料で提出せよ。3月23日の教授会の議事録によると、教授は全員参加となっている。教授会の直後には全職員が集められ報告がされたと聞く。全員出席だったのか、会議議事録と文部科学省への募集停止報告書も資料で提出せよ。
→保健衛生推進室部長 職員会議は欠席者もあった。資料は調べて提出する。

■一般質問
御所南小学校区の学童保育所設置を

くらた 今年度、御所南小学校区の同心児童館の本館、分室も満杯で希望しても入所できない状況。保護者から要望が出されている。対策を求める。
→子育て支援部長 御所南、高倉小学校区でここ1、2年児童数が増大している。高倉小学区は、清祥幼稚園に分室39人が入所し、その内16人の方には本館から回ってもらっている。全体で108人。本館は69人。新たな学童クラブ゙の要望はあった。市内最大のマンモス校となっており、なんらかの対策は必要。スペースの問題などあるが、検討したい。
くらた 放課後のこどもの安全確保は切実な願い、早急に対策を講じるよう求める。

【教育委員会】
■一般質問
御所南小学校区の学童保育所設置を

くらた 市内最大のマンモス校、御所南小学校に通う児童の放課後の安全確保について、保護者から学校敷地内及び隣接地での学童保育所の設置を求める要望が出されている。認識はどうか、保健福祉局との協議などはあるか
→教育次長 現在、学校内20館の整備中。17館は学校敷地内を利用してもらっているが、御所南小は余裕がない状況。これまで清詳幼稚園に分室が設けられている。その他保育園であるが、御池創生館に御池保育所は設置した。保健福祉局と協議してきている。
くらた 現下の経済状況からも、就業の機会を得たいとする保護者にとって、放課後の子どもたちの安全が何より気がかりである。保健福祉局との連携をしっかりとり、学童保育所設置の具体化を図られるよう求める。