くらた共子はこの4年間 3月3日

 わたくし、くらた共子は「何よりもいのちが大切にされる政治」を信条に、この4年間がんばってまいりました。
 まずはじめに、改定された介護保険についてです。国は介護費用をおさえるためと、この上京区では約300人のお年よりからベッドを取り上げたのです。わたくしは、こんなひどい政治を許すわけにはいかない。繰り返し、京都市に独自の対応と、国に撤回を求めるべきだと追及してきました。そして、全国の運動に押されついに国がベッドや車イス給付の基準を見直すと発表しました。

 また国が、難病患者さんの公費医療をうちきろうとした問題も、市会での意見書素案を作成し全会派一致での意見書採択に力を尽くしました。これも全国の運動と連帯し国の強行を阻止させました。

 みなさん、わたくしはみなさんのいのちに牙を向く政治を絶対に許しません。わたくしは、京都府と京都市による国保証の取り上げをなんとしてもやめさせたいのです。この上京区ではお年よりが長期に入院できるベッドが103床もなくなっています。これでは行き場のない高齢者が増えるのも当然です。国保証のとりあげや長期療養型の入院ベッド削減に賛成した自民・公明・民主の責任は重大です。わたくしくらた共子は、みなさんのいのち守るため全力でがんばります。

 さてみなさん、みなさんの運動と日本共産党のがんばりでこどもの医療費無料の制度が大きく前進し、中学三年生での30人学級が実現しました。さらに先日、西院幼稚園にこどもを通 わせているお母さんから「アスベスト除去の工事が始まりました。こどもを守る願いが実現して嬉しい」と連絡をいただきました。アスベストの危険性が社会問題となるなか、教育委員会は「安定した状態で問題ない。全面 除去の必要はない。」とまともに向き合おうとしませんでした。わたしは、「こどもの命にかかわる問題だ」と粘り強く追及し、教育委員会に全面 除去を約束させてきました。連絡いただいたお母さんは、「他の政党にも理解される運動をの姿勢に感動した、日本共産党を信頼します。」と言っていただきました。
 みなさん、わたくしは子育てや教育への格差を許しません。わたくしくらた共子は子育て支援に全力尽くしてがんばります。

 さて問題は西陣と雇用の実態です。長年のみなさんの運動と日本共産党の議会活動で伝統産業活性化条例が制定しました。大きな成果 です。しかし昨年のたけうちグループの倒産の影響で、「かろうじてあった仕事も途絶えた」と悲痛な声をお聞きしています。

 平成17年度からの京都市の緊急雇用創出事業予算は2000万円。今年度の京都市伝統産業17事業の予算規模は約2億円。求められる予算規模からみればまったく不充分です。また、呉服の適正価格と販売ルールの確立は西陣産業の将来を決定づける課題です。わたくしくらた共子は、西陣で働く仲間のみなさんとともに、新たなしごとおこしの提案も含め西陣を守るためがんばります。

 みなさん、「痛みに耐えて明日がある」と絶叫し、弱者切り捨ての政治をおしつけてきた小泉政権、「美しい国をつくる」と言って、一層の貧困と格差拡大に暴走する安倍政権、行き詰まった自民党政治は変えるしかありません。国が、ゼネコンに設けるだけ設けさせたあかつきの借金を自治体におしつけ、そのうえに空前の利益あげる大企業には減税、庶民には増税だといっている。こんなひどい政治を許すわけにはいきません。

 みなさん、いまほど大切な家族のいのちと暮らしまもるあたりまえの自治体が求められるときはありません。
高くて払えない国保料、「せめて1世帯、1万円ひきさげてほしい。」この切実な声に冷たく背を向け、所得の少ない世帯に負担を押し付けたのが自民・公明・民主の議員たちです。しかも、一方ではムダと環境破壊の高速道路にはすでに700億円の税金を注ぎ込み、部落解放同盟いいなりで市政を歪めています。

 高速道路を見直し、部落解放同盟いいなりの返済免除の同和奨学金をやめるだけでも、国保料の値下げはできます。

 みなさん、これができるのは企業献金も受け取らず、同和タブーを打ち破り不正を正せる日本共産党だけです。みなさん、この日本共産党が伸びてこそ不正のない暮らし優先のあたたかい市政をつくることができるのではないでしょうか。

 教育基本法を改悪した安倍政権は、遮二無二憲法9条を変えようとしています。わたくしくらた共子は、二人の子どもの母親として、医療・介護の現場で命に寄り添ってきた立場から、どんなことがあっても平和を守りぬ く立場でがんばります。
 日本共産党はいのちかけて侵略戦争の間違いをただしてきた政党です。この日本共産党のくらた共子だからこそみなさんの平和への願いを受け止めることができるのです。