上京区に文化施設(仮称)設置を求める 10月18日


10月18日(月) 上京区に文化施設(仮称)設置を求める
みなさんが、京都市に要望書を提出されました。
みなさんは、広く地域住民の声を集めていきたいと仰っています。

懇談の場には、私とともに中村さとるさんも同席させていただきました。 
京都府が閉鎖した能力開発センター(上京区浄福寺西入る北側)では、もと西陣労働セツルメントとして、西陣産業に従事する方々や地域の皆さんの研修、学習、集いの場として活用されてきた経過があります。近年、様々なサークルなど市民の活動の拠点としての役割を果 たしてきた大切な施設でした。

京都府は現在、この跡地の売却を予定しているとのことですが、なんとかして地元住民が活用できる場として確保して欲しい!
会館が閉鎖され、たちまち困ったのが地元のみなさんです。
会議や活動の場が失われてしまったのですから。
見回せば、この上京区内にはそもそも誰もが使える文化センターはありません。 
青少年活動センターや地域体育館もないという状況です。

「安い料金で利用できる会館、交流、文化芸術活動ができる場が欲しい!」 切実な要求です。
私は、皆さんの文化活動やふれあいの場が失われることは、地域の大きな損失だと考えます。
人間らしく豊かに暮らしたいという願いを実現するためにも上京区に文化会館(仮称)が設立されるよう、皆さんと一緒に行政にはたらきかけていきたいと想います。

「和室が欲しいんです。茶室とちごて、襖を開けたら大広間になるような」伝統舞踊に取り組んでおられる区民の声が響きます!周辺の文化ホールといっても、舞踊の練習ができる場所はそうありませんもんね!

要望書を受け取った課長にそれぞれの方が想いを伝えつつ、終始なごやかに懇談しました。



バックナンバー2010へ