《ママチャリ日記 2017年5・6月》

 毎日、新しい簡易宿所(民泊やゲストハウス)の相談に

こころが痛んだ…。
6月11日「民泊問題を考えるシンポジウム」にご参加くださったみなさん、 ありがとうございました。

その後も、毎日、新しい簡易宿所(民泊やゲストハウス)の相談に追われて います。ホントに朝夕に増殖するという実感です。

私は、営業を全面的に否定するつもりはありませんが、営業者には住民生活に 密着した商売であるとの自覚を厳しく求めたいと考えます。 ましてや、地域住民に迷惑をかけるようなことはあってはならないことです。

事業者であるなら、地域住民からすすんで紹介される事業を目指すべきでしょう。

私自身、法人下の訪問看護ステーション事業の管理責任者として経験を積んできましたから、この点は譲れないんですよね。提供するサービスの内容は異なりますが、事業者として果たすべき社会的責任の重さは等しいのではないでしょうか。

人を泊めるということは、宿泊者の命に責任を持つということです。 シンポジウムで「梨の木」の女将さんが、「ダブルブッキングした予約客の宿泊先を他で確保し、紹介先へお客さんを案内したら、夜は従業員がいないと聞いて、勝手の分からない旅先の宿にお客さんだけで夜を過ごすのかと思うと不安になった」と語られたことが印象的でした。

他の参加者から、「様々な立場の方々の発言が聞けて良かった。単に外国人による迷惑行為の問題ではないと思った。地域社会の安全にかかわることなんだと認識した。住民が住めなくなっている地域があると聞いて驚いた。

京都でがんばってきた小さな旅館の営業が圧迫されていることに胸が痛んだ…。しっかり考えないといけないと思った」などの感想が 寄せられました。

ツイッター発信しましたが、私は、空き家解消、京町家保存が必要だからと言って、「違法民泊」を増殖させ、その違法を合法化するなんて論理は成り立たないと思います。 みなさんは、いかがお考えでしょうか。

 

 民主主義を壊す政権打倒に野党が結束することが絶対に必要

☆訴えに反応ビンビン?
15日、自民、公明、維新が共謀罪法を強行採決。国家が国民を監視する共謀罪のひどさもさる ことなから、議会制民主主義を破壊する暴挙にでた自民、公明、維新は本当にヒドイ?

もり・かけ問題に自分がかかわっていたとしたら首相も国会議員も辞めると言ったのは、安倍 さん、あなたです。 安倍関与の疑惑濃厚、世論包囲がすすむ中でうった禁じ手は、安倍政権の終焉を示していると 思います。

いま、民主主義を壊す政権打倒に野党が結束することが絶対に必要です。

日本共産党は、民進党、自由党、社民党と安倍政権打倒、解散総選挙での選挙協力具体化で合 意しました。 安倍首相による政治、行財政私物化が問題となる一方で、国民の暮らしは厳しくなるばかりで す。

保育園に入れない、多額の奨学金を返済するためにブラックバイトもやめられない、若者 を過労死に追い詰める企業は野放し、低年金の改善なしに医療、介護制度の改悪で高齢者を追 い詰める。

稼げる国を掲げるが、そもそも中小、零細企業の立場に立った経済政策にあらず。歪んだ観光 立国`論で、生業とまちを壊し住民の安全を低下させているなど、もうダメだ、こりゃ 。

都議会選挙、解散総選挙で政治を変える積極的選択をよびかけます。

野党共闘とみなさんの共同をすすめる日本共産党は、 日本社会の展望を 示して安倍政権に立ち向かうことのできる政党です。
この党を大きく伸ばし、違憲の戦争法、 秘密保護法、共謀罪法を廃止し、憲法を活かし暮らしと平和を守る政治を実現しましょう。

 

 いつか、わたしもあなたも高齢者に

☆ いつか、わたしもあなたも高齢者に…。
連日、地域を歩き、くらしの困りごとなどを伺っています。

しばらく顔をみないなと思い、訪ねると「入院しています」「入院先から施設に入所しました」などの情報が寄せられたり、「いまは、何とか夫婦二人で暮らしているが、いつまで二人で暮らせるか…」「子どもがたまに来てくれるが、遠方やしね、植木鉢を持てなくなったら花をつくる楽しみも諦めなあかんなア~」など、高齢化の進展を実感せずにはおれません。

また、認知症の方への対応について、複数の相談も寄せられています。認知症を正しく認識し、支え合い助け合える地域をつくるといいますが、当事者や家族、地域住民の安全に行政が責任を果たすことが大前提でなければならないと思います。

症状の段階に応じたグループホームなどの施設ケアの数、体制は全く足りていません。 それなのに、国会では改悪介護保険関連法が可決しました。介護サービス利用時の3割負担や、要介護認定とサービス給付の抑制を自治体に競わせるなど、「介護を社会化する」とした介護保険制度の理念を打つ砕くものです。

介護職員不足の抜本的解消には背をむけながら、負担は高く、給付は低いほうに合わせる式で、障害児・者と高齢者へのサービスを統合する方針など、とんでもありません。 安倍政権の徹底した社会保障潰しを許さない運動に力を合わせましょう。

私は、みなさんと一緒に、人生の終末期を一人ひとりの人権が擁護され、安心して送れる幸せな社会を実現するために頑張りたいと思います。

 

 「違法民泊」根絶を求める!

暑くなってきましたが、みなさんお変わりありませんか。
この間、京都市消防団総合査閲や東和企業組合総会懇親会、出町商店街振興組合、城北互助会総会、上京健康友の会等々に参加し、様々な声を聴かせていただいています。

市会本会議で「民泊問題決議案」に対する討論に立ちました。ぜひ、市会中継録画をチェックしてください。

☆ 「違法民泊」根絶を求める!
日本共産党議員団は「『違法民泊』の根絶を求める決議案」を提案し、その他に、自民、公明、維新、京都の各会派と無所属3人とで「違法民泊対策の一層の強化を求める決議案」を共同提案しました。

また、日本維新の会の決議案にも賛成しました。 ちょっと、分かりにくいかもしれませんが、「違法民泊」の増殖で、市民生活や正当な宿泊業への悪影響が及んでいる実態に対して、京都市が「違法」を許さない強い姿勢で対応し 市民の苦情や相談にしっかり対策をとることが必要ですから、党議員団は熟慮の上、党議員団の提案以外の二つの決議案に賛同し、賛成する態度をとりました。

その上で、共同提案の決議案、日本維新の会の決議案に含まれていない、京都市の体制問題の抜本強化をしなければ「違法民泊」を根絶することはできないことを主張しました。

詳しくは市会ホームページの中継録画、くらた共子の討論全文をご覧ください。 ご意見をいただければ、幸いです。会も終盤です。

 

 京都市美術館再整備にあらわれている京都市の文化行政の問題

市会も終盤です。
昨日より各常任委員会に付託された議案に対する態度の検討や国への意見書の検討を行っています。

京都市美術館再整備にあらわれている京都市の文化行政の問題
京都市美術館前庭のモニュメントの切断工事については、市民の粘り強い運動で、いったん中断となりました。

昨日、ある美術家団体の方から「モニュメント切断徹去工事が止められたことで、美術をしているものとして希望が繋がった」とメールが寄せられました。

京都の文化芸術は、幅広い市民の活動が裾野をつくり発展してきました。それが染と織をはじめ多方面の伝統地場産業の発展、新産業の創出につながってきたことは周知の事実です。

私は、この立場から、24日の文化環境委員会で、市美術館再整備により、市美術館から元白川小学校内に製作現場を移転した青土社彫塑研究会や銅版画団体が、今度は元白川小学校から年末までに期限を切って製作拠点を移さなければならなくなっている問題をとりあげ質疑しました。 元白川小学校が活用の対象校となっていることから、年末までの移転がせまられているのです。

私は、元白川小学校の製作現場を視察し、関係者のみなさんの声を聴く中で、再整備後の京都市美術館に製作現場を戻すことができないことは大きな矛盾があると思いました。

例えば、「京都市芸術センター」に製作室はあるものの、使用期限が3ヶ月で、その都度器材を運び出さなければならない使用規定では、彫塑や銅版画などのような芸術活動を行うことは困難です。

ましてや、民間の貸しスペースなどでは多額の料金が必要となり、製作活動や研究も継続することができなくなる可能性があります。

私は、歴史ある芸術活動を守り活動が継続できるよう、第二芸術センターを創設することも含め、京都市の責任で制作室を確保せよと求めました 。
担当部長は、「制作室の確保を検討していく」と答弁しましたが、団体、市民のみなさんの意見や要望が十分、反映されることが重要です。


 

 京都市美術館モニュメント切断工事が止まった

☆京都市美術館モニュメント切断工事が止まった!
富樫実氏が制作した「空にかける階段88-2」(2はローマ数字の2です)を切断撤去しようとする京都市に対して、京都市美術館問題を考える会のみなさん、芸術、美術関係者と市民が「収蔵品を切り刻むなんて美 術館がやることやない」と京都市の暴挙を止めようと行動しました。

本日の文化環境委員会の陳情審査で、日本共産党は京都市がモニュメントを切断してどかす理由としている土壌汚染対策や耐震対策の根拠が崩れていること、京都市が制作者の富樫実氏に 口封じの文書を送っていたこと等を明らかとして追及しました。

自民、公明の議員も京都市に 「立ち止まって 考えるべき」と求めました。 文化芸術政策監は、「少し立ち止まり考えたい」と答弁。 市民と党議員団の連携で市政を動かした瞬間です。


 

 「民泊」トラブル発生するなか、消防リストラに不安

☆ 「民泊」トラブル発生するなか、消防リストラに不安
西陣地域を支部のみなさんと宣伝しながら歩きました。
行く先々で相談が寄せられます。

元消防団員の方と糸魚川の火災現場を視察した話をする中で、国の審議会で「糸魚川の気象条件は決して特別ではない、大火となった地域も普段から強風が吹く地域ではなかった。

だからこそ全国の住宅密集地の消防力を見直す必要がある」と指摘していることを伝えると、「そうなんや、普段の気象条件が違うのかと思っていた。それはそうと、京都の消防職員数が北九州市などと比べて多いから減らせと言い出したのは京都党だと聞いたが、京都の特性もあるのにな…。」とお話いただきました。

空き家が急スピードで民泊・ゲストハウスに代わるなか、「火事が一番こわい」と不安の声が広がっています。そうした中、地域住民の奮闘により、5月25日、成逸学区における「大宮消防出張所廃止についての住民説明会」が予定されています。

大宮消防出張所がなくなれば、そこで活動していた15人の消防職員が地域から消えることになります。日常的な地域学区担当も変更となります。

私は、変更する体制を詳しく資料で提出するよう求めていますが「9月にならないと体制は決まらない」というのが消防局の答えです。 ま、何にせよ、情報隠蔽の体質はいただけませんね。

(住民説明会の記録もないとし、後に 出したものも、住民の発言を都合のよいようにまとめ、市の説明内容や桃薗学区住民福祉協議会会長の発言はカットされています)

納得できないWBA世界ミドル級王座決定戦の判定!
王者エンダム選手に村田選手が挑戦した決定戦、村田選手がエンダム選手を徹底分析し、固いガードで相手パンチをかわしながら、チャンスをみてカウンターを打ち、エンダム選手から明確なダウンを奪うなど闘志を前面に出しつつも冷静にゲームをコントロールしました。ところが2対1の判定負けで勝者はエンダム選手に。なんで~!!


 

 党市会議員団は二条城内の視察調査に謀罪法案に

☆ 二条城内の視察を終えて…。市職員のみなさんもご苦労様でした。
今日18日の午後、党市会議員団は二条城内の視察調査に取り組みました。

ま、もっとも午後2時から4時の2時間の視察ですから駆け足です。

整備された東大手門、東南隅櫓、本丸御殿、唐門、二の丸御殿、二の丸庭園、展示・収蔵館と観光コースのパート1という感じでしょうか。 しかし、文化財保護課建造物保存整備担当課長から直接、説明を受けることができ感謝します。

歴史的場面において、そこにあるものがどのような意味を持ったかとの解説は歴史好きにはたまらない魅力だと思いますし、何より世界遺産・文化財を保護することの重要性を再認識しました。

広い城内ですから限られた時間では通り抜けるだけとなりもったいないと思います。
来場された方々が、ところどころで史実に照らした文化財の意味を聴いて学ぶことのできる工夫があればと思いました。

国宝である障壁画の保存については、特別な空調管理システムが導入されてきましたが、そのメーカーが、コストバランスがとれない等の理由で設備部品を造らなくなり、システムそのものの変更が必要となっています。ホントに重要な問題ですね。

私は、木と紙の文化財は我が国の特徴ですから、その保存に、もっと国が責任を持つべきだと思いました。
文化予算が国家予算の0.1%ではどうにもなりません。

また、天守閣を再興すべきとの議論がありましたが、徳川家康が和平の世を求め築城した歴史に照らしても、戦いのための「天守閣」を再興する必要性には疑義があります。

その他、京都市は石垣調査を行うとしていますが、城全体の石垣を立体的にデーター化するというもので、仮に震災などで石垣が崩れる事態が生じた場合にも、復元が可能となることを目指すとしています。

調査予算は1700万円ですが、修復費用はその規模により計り知れない額となることが予測されます。
ここでも、課題となるのは文化財を修復する技術者の確保と育成だと思います。

この大切な分野が民間頼みでは文化行政の底がしれるということになるのではないでしょうか。

本来なら、こうした課題への対応も含めて二条城の文化的価値を研究し、社会に発信する役割を担う博物館機能を位置づけることが求められていると考えます。金沢城や姫路城、大阪城にも設置されています。 みなさんは、いかがお考えでしょうか。

本日の視察を通して、市が再整備に着手しているとはいえ、細かなところに目をやれば、まだまだ手を加えないといけないことが山積しているように感じました。 ぜひ、多くの方々に関心を持っていただき、力を合わせて人類の大切な財産を未来に引き継いでいきたいと思います。


 

 共謀罪法案に反対、もの言えぬ社会はイヤや

共謀罪法案に反対、もの言えぬ社会はイヤや!
市会本会議のあと、三条河原町で18人の日本共産党市会議員団と事務局員が揃って 宣伝しました。

国会では、自民、公明、維新が共謀罪法案の強行採決をねらっており、緊迫しています。

「一般市民は関係ない」などと、事実を偽って悪法を押し付けるなどとんでもない。
一般市民か否かを決めるのは、国家権力である警察です。
国家権力の意に沿わない人間を犯罪者にでっちあげ虐殺した、かつての「治安維持法」 の再来となることを危惧する声が広がっています。

もの言えぬ社会づくりは戦争への道です。電話や手紙、ラインやメールなど警察権力が市民の内心や行動を監視する社会は、密告を生みます。 違憲の戦争法、秘密保護法、共謀罪…戦前への回帰を目論む「日本会議」に後押しされている安倍首相は、2020年の憲法9条の改憲に言及するなど行き詰まりを極めています。 この安倍首相を支える自民公明と維新政治にNOの審判を下しましょう。

14日の精華町議会議員選挙で、日本共産党の候補者4人が当選しました。ここにも住民のいのちと暮らし、自由と平和を守る立場で、はっきりものを言うことのできる日本共産党への信頼が示されたのではないでしょうか。

ぜひ、衆議院解散総選挙で、この党を大きく伸ばしてください。京都1区は、野党の代表として、こくた恵二党国会対策委員長へとご支援の輪を広げてください。 よろしく、お願いいたします。

 

 京都市美術館再整備の波紋…文化ってなんだ

京都市美術館再整備の波紋…文化ってなんだ!
14日京都新聞朝刊記事をご覧になられたでしょうか。

富樫実氏が京都市の依頼を受けて製作した「空(くう)にかける階段88-Ⅱ」の石彫モニュメントと、これを10分割(破断)して移設するとしている京都市に抗議のスタンディングを行う彫刻家や美術家の写真も掲載されています。
(スタンディングの後方に、日本共産党市会議員団を代表して参加した、くらた共子も映りこんでいます。)

私は、日本京都市会議員団が抗議声明を発し京都市に意見していることを紹介し、収蔵品を管理する京都市美術館がやるべきは、どうすれば芸術作品を壊さずに多くの方に鑑賞してもらえるようにするかを考えることだ、京都の文化を創造し継承してきたのは一人ひとりの市民である、その市民の声を聴かない京都市の姿勢は文化都市、芸術創造都市を標榜する資格もないと言わざるをえない。

多くの市民や芸術活動に携わる人々の心を傷つけるモニュメントの破断行為を止めるため、一緒に力を合わせましょうとスピーチしました。

公園は地域のみんなを健康にする!
立本寺内の仁和公園が閉鎖され廃止となり1年が経過しました。
昨年3月に京都市と立本寺の間で、「立本寺の境内地内に代替公園を設置する」覚書が交わされてきましたが、覚書内容は未だ履行されていません。

「もう、代替公園の話もなくなった」という話が囁かれるなど穏やかではありません。
京都市は、「代替公園は確保する。覚書の履行に向けて立本寺との話し合いも続けている」と言っていますが、その具体的スケジュールを一日も早く住民に示すことが求められます。

いま、仁和学区の住民一人あたりの公園面積が0,16㎡と最悪となっている実態を見つめなおし、公園の果たす役割について考えるつどいへの参加を呼びかけます。

「健康と公園問題を考えるつどい」 ~公園は地域のみんなを健康にする!~
お話 さわだ いづみ 先生(仁和診療所 所長)
調査報告 仁和の公園面積は全国最低…数字が示す仁和の状況    加藤 俊和(元 経済産業省 高齢者障害者支援専門員)
と き  5月21日(日)午前10時~11時半 
ところ 仁和診療所地下トレーニングルーム

 

 こころ震えた 海は燃えている(ジャンフランコ・ロージ監督)

☆ 海は燃えている(ジャンフランコ・ロージ監督)…。こころ震えた…。
ランペドウ—サ島は、アフリカ大陸にもっとも近いイタリア最南端の小さな島です。   
美しく静かな島には人々の営みがあり、静かな時間の流れが映し出されています。
  
一方、島の人口約5500人に対して、年間5万人を超える難民、移民が命を賭して流れ着く。その残酷な実態に衝撃を受けます。
この現実を知らないことは、人間として許されないことだと認識しました。   

メリル・ストリープがトランプ米大統領を批判したことがニュースとなりましたが、私は、このドキュメンタリー映画を鑑賞し、彼女の怒りを深く理解できた気がします。

島の住民と難民、移民の両者に接する唯一の存在である医師が、遺体から標本をとる作業を指して「…死んだ後も冒涜されているのだ…。
この問題は、世界が考えなくてはならない」と語ったことや、ソマリヤ、スーダンなどからランペドウ—サ島に生き延びた難民の語りが心に張り付きます。   
ぜひ、観てください。

☆ 木を伐り、草をひき、落ち葉を集めて   
束の間の休日、気になっていた家の外回りの掃除をしました。なんだかとっても癒されていい気分です。   
また、家族といっしょに料理をつくり、食事ができることのありがたさをしみじみと感じました。

ウイングス京都の図書室で借りた「ハウスワイフ2.0」には、不自由な米国(育児休暇保障もないとは驚きですね)で窒息しないように、もがく女性の実態が書かれています。

「ガラスの天井をぶち抜くために社畜になる必要はない」とキャリアを捨てて会社を去り、ハウスワイフとして進化しようとする彼女たちの生き様は、行き詰まった資本主義社会への対抗ではないかと感じました。

私は、人間が安全な食べ物と人間らしい働き方、暮らしを求めるのは当然のことで、その実現こそがフェミニズムなのだと思いますが、いかがでしょうか…。

 

 民泊パンフレットがほしい!

G・Wから日常生活に戻り、今日から議案学習がはじまっています。
朝の宣伝を終えて、議会報告ニュースをポストインしながら住民の要求が実現した道路舗装の現場などを見て回り、市役所に入りました。

☆ 「民泊パンフレットがほしい!」
議員団室で仕事をしていると、「近くに民泊ができる。町内の会合で配りたいので30部欲しい」と事務所を訪ねてくださった方があったとの連絡が入りました。

私は、この間、地域を歩きながら、民泊やゲストハウスの計画を察知した場合に、近所のお宅を訪ねたり、留守の場合には日本共産党京都市会議員団が作成した『住民のための「民泊」対応ハンドブック』をポストインしてきました。

みなさんが関心をもたれ、活用していただければ嬉しく思います。 大切なことは、土地、建物の所有者、事業主、管理運営責任者の所在を明らかにした上で、 営業の理念や、事業内容の説明、近隣住民の安全と住環境を守るためのルールを求めて、双方の合意を求めることが大事です。

例え、事業者が京都市の許可を得ているとしても、京都市が許可後のチェックをしている状況にはありません。
民泊・ゲストハウスは、旅館業法における簡易宿所に分類されており、「玄関に帳場が必要、鍵の受け渡しは対面で行うこと、集合住宅の一室等は違反」です。

違反なものは、当然、営業させてはなりません。違反でなくても、住民の暮らしの状況に応じ、建物の建て方や改修の仕方、営業のルールについて、住民合意を求めることが重要です。

京都市も、事業者に対して、住民への説明と協定書による合意を勧奨しています。 パンフレットや学習会のご希望、困っていることなど、どんなことでも、気軽にご相談ください。